2010年5月
よろしくお願いします!
春名 昌哉 神父
このたび、夙川教会の助任司祭として派遣されました春名昌哉です。
3月22日にカテドラルで池長司教様から司祭叙階の恵みをいただきました。
夙川教会からも多くの方が叙階式に参列してくださいました。
心よりお礼申し上げます。
今回は就任後初めての原稿ですので、まずは自己紹介をさせて頂きます。
私は1972年8月22日生まれの37歳です。
生後10日目に洗礼を受けました。
出身地は兵庫県作用町です。
昨年8月に集中豪雨の被害にあったところですのでご存知の方も多いと思います。
そして大学卒業後、一度社会に働きに出てから2003年に東京カトリック神学院に入学しました。
神学校に入学してから7年。
入学前は長い期間がかかるなと思っていましたが、実際に入ってみると本当にあっという間でした。
そして昨年3月に神学校を卒業し、フィリピンでの研修の機会を頂くことができました。
私は昔から語学が苦手でしたので、フィリピンで一人で生活することに対して大きな不安を感じていました。
しかし、行ってみるともちろん言葉は大変でしたが、フィリピンの人々の優しさに支えられて、本当に楽しい日々を過ごすことができました。
またミンダナオ島のエウンテス・ミッション・センターで研修を受けることができましたが、そこでは、東南アジア七ヵ国の司祭、シスター、神学生、信徒たちと一緒に勉強する機会にも恵まれました。
それぞれの国の状況、アジアの教会の現状など、日本にいるとなかなか知ることができないことに触れられたことは、私のこれからの司祭生活に大いに役立つものとなると思います。
これからいろいろな経験をしていくことで、もっと自分を成長させていきたいと思っています。
叙階式の挨拶でも言いましたが、司祭叙階はゴールではなくむしろスタートです。
これからも私が司祭として誠実に歩んで行くことができるように、今後とも皆様のお祈りで支えていただきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。